介護士と介護福祉士の4つの違いとは?介護福祉士になるまでの流れも解説!

介護サービスの需要が高まる中で、最近よく耳にするのが「介護士」と「介護福祉士」という2つの仕事です。それぞれの違いを知らずに、ただ漠然と「介護をする人」の呼称として理解している方もいるのではないでしょうか。

実は「介護士」と「介護福祉士」には業務内容や資格の有無などに関して明確な違いがあり、どちらになるかによってその後のキャリアプランも変わってきます。 

今回のコラムでは、「介護士」と「介護福祉士」の違いについて詳しく解説していきます。

 

介護福祉士と介護士の4つの違いとは?

国家資格の必要性

介護士と介護福祉士の最大の違いは、国家資格の有無です。介護福祉士は国家資格ですが、介護士とは介護サービス従事者の総称であって、固有名詞でも資格職でもありません。介護福祉士は介護系の資格の中で唯一の国家資格として、一定の社会的信用を得ています。

  

仕事内容

 介護士も介護福祉士も、介護サービスを提供するという意味ではどちらも同じですが、介護福祉士の方が介護の専門家として、より責任のある仕事に関わることができます。

例えば、介護士は食事や入浴などの補助はできますが、介護ケアプランの作成などは国家資介護福祉士が行うことがほとんどです。介護福祉士は現場で行う介護業務だけではなく、利用者の介護レベルや健康状態について検討したり、介護方針についても打ち立てたりする役割を担っています。また、介護福祉士は介護士の指導や育成業務管理を行うなど、経営的な視点で介護施設のマネージメント業務にも携わることもあります。

  

給与・待遇

 介護士と介護福祉士では、給与や待遇にも差があります。介護施設の求人では、国家資格である介護福祉士に対して手当を出しているところや、基本給で差別化しているところもあります。また、厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、介護福祉士の平均給与月額は33.8万円、介護士は28.2万円となっていました。介護士と介護福祉士では、平均して5万円以上の差があることがわかります。

参照:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/20/dl/r02kekka.pdf

  

就職のしやすさ

 介護サービスは成長産業であり、介護士や介護福祉士の需要は今後ますます拡大していくことが予想されます。しかし、給与や待遇、そして仕事のやりがいなどを考えると、より専門的で社会的信用度も高い介護福祉士の方が就職に有利と言えるでしょう。介護福祉士として就職をすれば、管理や育成などマネジメント職を目指すキャリアステップもあるので、長期的な視点で介護職に従事することを考えるのであれば、介護福祉士を目指すことをおすすめします。

 

介護福祉士になる流れとは

介護福祉士になるには3つのルートがあります。以下に詳しくご説明します。 

3年働いてから実務者研修→国家試験

教育機関等で専門教育を受けていない人でも、介護士としての一定の実務経験を積むことによって介護福祉士の受験資格を取得することができます。この実務経験ルートは筆記試験のみで、実技試験は免除となります。

実務経験ルートの場合は、以下のどちらかの条件を満たすことが国家試験の受験資格の条件になっています。 

「従業期間3年(1,095日)以上かつ従事日数540時間以上」+「実務者研修修了」

「従業期間3年(1,095日)以上かつ従事日数540時間以上」+「介護職員基礎研修」+「喀痰吸引等研修」

※従業期間とは対象施設に在籍していた期間を指し、従事日数とは実際に業務に当たった日数のことを指しています。

 

専門学校2年以上→国家試験

 高校卒業後に大学や短期大学、専門学校など指定の養成施設で一定の年数の介護の専門教育を修了すると国家試験の受験資格が与えられます。

2017年までは、国家試験を受けなくても養成施設を卒業するだけで介護福祉士を取得できました。しかし現在は経過措置があり、2017年4月1日~2022年3月31日の卒業生までは条件付きの取得になっています。

その条件とは、以下の通りになります。

・国家試験を受験しない場合もしくは国家試験を受けたが不合格だった場合でも、介護福祉士の効力が卒業後5年間付与される。

・期限付き介護福祉士として5年間継続勤務した場合に、無条件で正式に介護福祉士として登録可能となる。

  

福祉系の高校(新カリキュラム受講)→国家試験

 福祉系高校に通って国家資格を受験するルートもあります。

 福祉系高校で指定された単位を取得したうえで卒業(卒業見込みも含む)すると介護福祉士国家試験を受験することができます。なお、福祉系高校を卒業して国家試験を受ける場合は実技試験が免除となり、介護福祉士国家試験のときは筆記試験のみとなります。

介護福祉士になるための学校の選び方

カリキュラムは充実しているか

 介護福祉士になるための専門学校はたくさんあります。学校ごとに特色があるので、授業内容や強みなどをよく比較検討してみましょう。専門学校には2年制のところと3年制のところがありますが、単純に長ければ多くを学べるということでもありません。それぞれのカリキュラムを調べ、資格取得にアドバンテージとなるような実践的なプログラムや研修がきちんと組み込まれているか確認してみましょう。

 

就職先の実績は豊富か

 就職実績は専門学校を選ぶ際の重要なバロメーターになります。企業に認められる生徒を多く輩出しているということは、その専門学校が介護福祉士になるために必要な知識やスキル、そして心構えなどを十分に教育できているということなります。また、現場で活躍している卒業生が多くいることによって就活生とのルートも構築されるので、就職に有利になります。

 

介護福祉士に向いている人の特徴

責任感がある

介護福祉士に限らずどのような職業に対しても言えることですが、仕事をする上で責任感を持つことは大切です。介護福祉士は直接的に人と関わり、命を預かる仕事でもあるので、現場で起こっていることに対して当事者意識を持ち、隅々まで責任感を持って取り組むことができる人は介護福祉士に向いています。

 

視野が広い

 介護福祉士は現場で介護サービスを提供するだけではなく、介護ケアプランプランの作成や介護施設のマネージメントを行うなど、多方面に渡って業務を遂行します。そのため、施設全体に目を行き届かせて利用者やスタッフのコンディションを把握し、施設が滞りなく機能するよう全体を管理・統率しなくてはなりません。広い視野を持って自分の仕事に向き合うことは介護福祉士にとって重要です。

  

教えるのが得意

 国家資格保有者である介護福祉士は、介護のエキスパートとして介護士の育成・指導にも当たります。育成・指導では介護の実務とはまた違ったスキルが必要とされ、忍耐力や対話力などのヒューマンスキルが重視されます。介護の専門スキル以外のこれらのスキルを併せ持ち、且つ教えることが得意な人は介護福祉士が向いています。

 

まとめ

 介護や医療の分野は高齢化社会において間違いなく成長産業なので、介護福祉士をはじめ、何らかの医療系の資格を持っていると安定した就労が期待できます。

介護福祉士は介護分野において高い需要が見込まれますが、介護分野以外でも活躍が期待できる他の医療系国家資格を持っていることによって、さらに就労や労働条件において有利になります。 

医療系の資格取得を目指すのであれば断然国家資格がおすすめです。医療系の国家資格を取得するためには、専門学校や大学などで目指す資格に必要な知識・技術を学んだ後、国家試験に合格する必要があります。資格ごとにたくさんの専門学校がありますが、学校ごとにカリキュラムや教育内容が異なるので比較検討してから慎重に決めることをおすすめします。 

私たち東日本医療専門学校は「柔道整復師」と「鍼灸師」の資格取得に特化した専門学校です。国家資格取得率は柔道整復スポーツ科学科で87.1%、鍼灸スポーツ科学科で100%を達成しており、厚生労働大臣認定校でもあるのでカリキュラムの充実度はトップクラスとなっています。

柔道整復師や鍼灸師の資格取得により「機能訓練指導員」の資格も得ることができます。(鍼灸師の場合、一定の条件が必要) この資格は介護や福祉の現場において、一人ひとりの心身の状態に合わせた機能訓練を行い、できる限り自分で身の回りのことができるよう支援する役割です。そのため、柔道整復師や鍼灸師は介護・福祉の分野においても活躍の場を広げられます。

東日本医療専門学校には、大きく4つ強みがあります。 

 ・スポーツ関連科目を徹底網羅

 ・プロスポーツ研修で現場の仕事を生身で体感し学修できる機会が充実している

 ・「クラス担任制」&「マンツーマン指導」で国家資格合格へ導く万全なフォロー体制

 ・1年次から段階的な「国家試験対策」を徹底し、合格へのステップアップを実現

医療系の資格を取得し、自分自身のスキルの幅を広げたい方は是非お気軽にご相談ください!

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