介護トレーナーという仕事に興味はあるけど、具体的にどんな仕事をしているのかわからない、どのようにしてなるのかがわからないという方も多くいると思います。
今回は、介護トレーナーの仕事内容・年収・働き先、介護トレーナーのなり方について解説していきます。
介護トレーナーの仕事内容とは
介護トレーナーとは、高齢者に対して介護や転倒予防につながる運動や体力づくりのためのアドバイスなど、高齢者の心身機能の低下を防ぐため手助けする職業です。
人間は歳を重ねるごとに心身の機能が低下していくものですが、高齢者が元気なうちから機能維持や改善、適切な指導を継続的に行い、介護の必要がないような自立した生活を持続できるように支援していきます。
それぞれの高齢者のレベルに合わせて適切な指導をするためには、トレーナーとしての技術や知識だけでなく、介護関連の知識やスキルや高齢者の気持ちに寄り添うことができるコミュニケーション能力も必要になってきます。
また、現在日本が高齢化に進んでいることを考慮すると、高齢者の健康寿命を伸ばす介護トレーナーの需要はどんどん増加していくと考えられるので、将来性がとてもある職業です。
介護トレーナーの平均年収はいくら?
厚生労働省が2020年2月に実施をした介護従事者処遇状況等調査では、介護職員処遇改善加算の取得・届出をしている事業所で勤務をする介護トレーナーの平均給与は月228,040円、平均年収は約430万円という結果が出ています。
しかし、持っている資格や働く施設などの違いによってある程度給与の差があります。
介護トレーナー働き先とは
介護トレーナーの働き先は、一般的な介護施設の他にもさまざまな種類があります。
具体的には、
・病院・整骨院
・介護予防事業関連施設
・健康増進施設
・地域コミュニティ
・高齢者施設
・地方自治体
・フィットネス施設
・デイサービス
・ケアハウス
・健康関連企業
など多くの働き先があります。
働き先よってどのような仕事をするのかも変わってくるので、自分が介護トレーナーになりどのような仕事をしていきたいのかを考えて、就職先を決めるようにしましょう。
介護トレーナーになるには
介護トレーナーになるために必須となる資格はありません。しかし、介護トレーナーとして現場で活躍をしていくためには、高齢者一人ひとりのレベルに合わせて適切な指導を行うことができる、トレーナーとしての知識と技術は必ず必要になります。そのため、介護トレーナーとして活躍するために有利になる民間資格である「介護予防運動指導員」「介護予防運動トレーナー」などの取得を目指しながら、介護トレーナーの仕事内容について学ぶという方法もあります。
また、働き先によっては特定の資格の取得が必須となるケースもあるので、自分が働きたい就職先で介護トレーナーとして働く際に、資格の取得が必要がどうかを調べる必要があります。
大学や短期大学、専門学校などに通い、「スポーツ学・リハビリテーション・作業療法・理学療法・看護学」などを学び、その後「老人ホーム・リハビリセンター・フィットネスジム」などの採用試験に合格をして、介護トレーナーとなるという方法もあります。
まとめ
介護トレーナーは高齢者が介護が必要ない自立した生活を長く送ることができる手助けをする、言い換えれば高齢者の健康寿命を伸ばす支援をする職業です。また、介護トレーナーは多くの働き先があり、さまざまな働き方をすることができます。
介護トレーナーになるためには専門的な知識やスキルが必要になりますが、自分だけでそのような専門的な知識やスキルを身につけることはとても難しいです。そのため、大学や短期大学、専門学校などに通うことによって専門的な知識やスキルを身につけることを介護トレーナーになる方法としておすすめします。
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