スポーツトレーナーは独学でなれる?独学で取得できる資格やメリット・デメリットを解説!

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近年需要が増しているスポーツトレーナーは、アスリートのサポートという華々しさややりがいもあって、なりたいと思っている人も多いことでしょう。スポーツトレーナーとして必要なスキルは多岐に渡り、大学や専門学校などで学ぶことができますが、中には独学で知識や技術を習得し、スポーツトレーナーとして働くことを考える人もいるようです。

そこで今回は、独学でスポーツトレーナーになることのメリット/デメリットを解説し、さらに独学で取得することができるスポーツトレーナーに関連する資格についてもご紹介します。

スポーツトレーナーは独学でなれる?

結論から申し上げると、スポーツトレーナーには独学でもなることができます。スポーツトレーナーは国家資格ではなく、またスポーツトレーナーとして仕事をするにあたり必要な資格が定義されていないので、仕事に必要な知識や技術を独学によって習得すればスポーツトレーナーとしての活動を開始することができます。

 

独学のメリット・デメリット

メリット

独学で学ぶ最大のメリットは、費用を抑えられることです。スポーツトレーナーになるための学びは大学や専門学校でできますが、入学から卒業までの費用は数百万に及びます。しかし、独学でやるのであれば教材費はかかりますが、高いものでも数十万円と費用を大幅に抑えることができます。

他には、自分のペースで学ぶことができる、働きながらでも隙間時間で学ぶことができるなどのメリットもあります。

 

デメリット

独学で学ぶデメリットとしては、スポーツトレーナーになるための膨大な学びの中から特に必要な知識の選別や判断が難しいことがあります。また、独学では現場の研修機会に乏しく、実戦的な学びができないというデメリットもあります。そして、大学や専門学校のように進路指導や卒業後の就職先の紹介などがないので、スポーツトレーナーとしての知識や技術が身についたとしても、すぐに現場に出られるとは限らないこともデメリットと言えます。

 

独学で取得できるスポーツトレーナーの資格とは

NESTA-PFT

NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定する世界的に知名度の高い民間資格です。資格を取得するにはいくつかの条件があります。

・NESTAの認定する養成講座、養成コース(認定校・認定アカデミー含む)を受講済みであること

・心肺蘇生法であるCPRや、AEDの講習を受けて技能を習得・保持していること

・満18歳以上で、高等学校卒業もしくは、高等学校卒業程度認定試験を合格していること

・パーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験、運動部指導、フィットネス企業勤務経験、体育系または、医療系の大学・専門学校の卒業のいずれかに該当していること

これらを満たした上で、NESTAの受験資格を得ることができるのです。

 

NSCA-CPT

NSCA CPT(NACA認定資格)とは、全米エクササイズ・コンディショニング協会(NACA)が認可しているパーソナルトレーナー向けの民間資格になり、日本支部としてNSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)があります。

資格を取得するにはいくつかの条件があります。

・NSCAジャパンの会員もしくは米国会員であること

・満18歳以上で、高等学校卒業もしくは、高等学校卒業程度認定試験を合格していること

・心肺蘇生法であるCPRや、AEDの講習を受けて技能を習得・保持していること

ちなみに難易度としては、NESTA PFTよりも難しいとされているので、独学で合格するためには一定期間のしっかりとした学習と、強い目的意識が重要になります。

 

JATI-ATI

日本トレーニング指導者協会が認定する民間資格になります。日本トレーニング指導者協会は2006年に創設された新しい団体です。JATI認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)を取得するためには、基本的に3つの条件があります。

・JATI会員になること

・毎年8月ごろに開催される4日間の講習会に参加すること

・JATI認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)の試験を受けて合格すること

ただし、他の団体が発行する資格を取得している場合には、講習会への参加の免除があるため、詳しくは確認するようにしましょう。

独学で取得できないがスポーツトレーナーにおすすめの国家資格

独学で取得することはできませんが、今後需要が見込まれるおすすめの医療系国家資格をいくつかご紹介します。

 

リハビリ系の資格

理学療法士

身体機能の改善・向上に加え、家族への介助指導や生活環境改善のアドバイスまで担うなど、資格不要のトレーナーよりも専門的なアプローチを行います。

 

作業療法士

障害のある人、身体機能の低下や認知症によって介護を必要とする高齢者などに対して支援やリハビリを行います。

 

介護福祉士

専門的知識及び技術をもって、身体上または精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある人の介護を行います。

 

鍼灸・柔整の資格

柔道整復師

打撲・ねんざ・骨折といったケガに対して、手術や投薬をせずに自然治癒力を生かした治療を行います。

 

鍼灸師

東洋医学に基づいて、“はり”と“きゅう”を用いて治療を施すことで、患者自身の自然治癒力を高めます。

 

医療系の資格には「国家資格」「民間資格」「公的資格」の3つがありますが、これから取得を目指すのであれば上記でご紹介したような「国家資格」が断然おすすめです。

国家資格の多くは特定の職業に就くことができると証明するものなので、それらは業務独占資格になります。そして、業務独占資格は他の民間資格と比べて稼ぐことができることも事実です。国家資格を持っていることによって仕事には困らないだけではなく、就職先では国家資格保有者ということで高い給与や手当が期待できるという意味でもおすすめです。

 

活躍できるスポーツトレーナーになるには

スポーツトレーナーとして社会に出て、活躍の場を広げたいのであれば、大学や専門学校などに行って質の高い学びを受けることが重要です。独学でスポーツトレーナーになることは不可能ではありませんが、正直おすすめできません。その理由はいくつかありますが、まずは独学では実技・実践の機会がないこと、進路指導と就職サポートがないこと、そして卒業後の人脈の確保が難しいことです。

私たち東日本医療専門学校の場合を例にとると、通学のカリキュラムの中に豊富な実技が含まれていることにより、現場で活きる知識や技術を体得できるので即戦力になることができます。また、OBやOGでスポーツトレーナーとして活躍している人の話を聞くことができるので、スポーツトレーナーになるための方法や必要な知識・資質などを具体的に聞くことができます。

また、スポーツトレーナーが持っていると有利とされる2つの国家資格「柔道整復師」と「鍼灸師」の試験に対応した独自のテキストで学ぶので、資格取得の確率が上がります。

このように、専門学校では独学では得られない様々なメリットがあるので、卒業後の活躍を考えるのであれば専門学校での学びを選択することをおすすめします。

 

まとめ

スポーツトレーナーには独学でもなることができますが、効率よく質の高い学びを受けるためには専門学校や大学などで一定期間集中して勉強することが大事です。

スポーツトレーナーと理学療法士は、資格の必要性や業務内容など多くの相違点があります。どちらを目指すかによって必要な学びも変わってくるので、早い段階から目標を定めて、大学や専門学校などで学ぶと良いでしょう。

スポーツトレーナーを目指すのであれば、資格取得のサポートが手厚い専門学校がオススメです。スポーツトレーナーは「柔道整復師」と「鍼灸師」の2つの国家資格を取得していることによって仕事の幅が広がります。国家資格は国によって認定される資格であり、国家資格を保有していることで周囲からの信頼も得ることができます。また国家資格保有者は法律によって一定の社会的地位が保証されるなど就職で有利な立場にあるとされています。

私たち東日本医療専門学校は「柔道整復師」と「鍼灸師」を養成する専門学校ですが、通常の「柔道整復師」と「鍼灸師」になるための学びに加え、スポーツリハビリなどの専門的な知識や技術を学ぶことに力を入れているので、スポーツリハビリトレーナーを目指す方にとっては最適な環境となっております。

国家資格取得率は柔道整復スポーツ科学科で87.1%、鍼灸スポーツ科学科で100%を達成しており、厚生労働大臣認定校でもあるのでカリキュラムの充実度はトップクラスです。

東日本医療専門学校には以下の大きな4つの強みがあります。

 ・スポーツ関連科目を徹底網羅

 ・プロスポーツ研修で現場の仕事を体感し学習できる機会が充実している

 ・「クラス担任制」&「マンツーマン指導」で国家資格合格へ導く万全なフォロー体制

 ・1年次から段階的な「国家試験対策」を徹底し、合格へのステップアップを実現

医療系の資格を取得し、将来的に医療の現場で活躍されたい方は是非お気軽にご相談ください!

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