プロ野球トレーナーになるには?取得すべき資格・向いている人の3つの特徴を解説

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プロの野球チームは選手たちを怪我から守り、より良いプレーができるように専門のトレーナーと契約しています。では、どうすればプロ野球トレーナーとして働くことができるのでしょうか。この記事ではプロ野球トレーナーとして取得するべき資格や、この仕事に向いている人の3つの特徴について紹介していきます。

プロ野球トレーナーとは

プロ野球トレーナーは、プロの野球選手の普段のトレーニング指導や健康、身体づくりの管理を行う仕事です。野球選手は試合で活躍するうえで絶え間ない忍耐と努力が必要で、プロ野球トレーナーは監督やスタッフと協力することでそのフォローをするのです。

 

プロ野球トレーナーの仕事内容

プロ野球トレーナーと言っても、専門とする仕事によってその種類は以下のように分かれます。

アスレティックトレーナー

アスレティックトレーナーは選手の怪我関係の問題の解決を専門にしています。

具体的な例を挙げると、怪我をした選手の応急処置や、怪我の予防についての情報提供や指導をすることがアスレティックトレーナーの仕事です。日々の選手の健康管理のチェックもアスレティックトレーナーの仕事です。

コンディショニングトレーナー

コンディショニングトレーナーは選手のコンディション向上の手助けを専門にしています。

具体的に何をするかと言うと、骨格や筋バランスのデータを参考に選手一人一人に適したトレーニングを指導するのが仕事です。コンディションが高いと、プレーの質が高くなるだけでなく怪我の予防にもつながります。試合で安全かつ質の高いプレーをするためにも、コンディショニングトレーナーのトレーニング管理は不可欠なのです。

コンディショニングトレーナーに必要な資格は特にありませんが、選手の身体を把握する知識を十分につけておく必要があります。

メディカルトレーナー

メディカルトレーナーは怪我をした選手のケアから復帰までトータルサポートを専門としています。

アスレティックトレーナーも怪我をした選手のケアが仕事ですが、メディカルトレーナーは医師の診断をもとに選手の怪我を治療します。常に医師との連携が求められるため、メディカルトレーナーは医療機関で勤務している人材が多いです。そのため、メディカルトレーナーになりたいのであれば医療系の資格が不可欠でしょう。

パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーは一対一で選手を受け持つことを専門としています。そのため、パーソナルトレーナーの仕事は普段のトレーニングから、メンタル面のケアまで多岐にわたります。また、パーソナルトレーナーは長期間1人の選手につくため、選手との間にどれほど信頼関係を築けるかも重要な要素です。こうした点から、パーソナルトレーナーになるためは資格や知識のほかにトレーナーとしての実績が必要になります。

 

プロ野球トレーナーの年収

プロ野球トレーナーの年収は推定300〜1000万円が相場とされています。相場の差が大きい理由は野球経験の有無や球団などで価格が変動しやすいからです。また、トレーナーによってはプロチームと契約を結び、1000万円以上の年収を稼いでいる人もいます。

 

プロ野球トレーナーになるのに資格は必要?

プロ野球トレーナーの仕事内容で軽く触れましたが、どのトレーナーも医療や疲労回復についての資格や知識が不可欠です。ですので、プロ野球トレーナーとして活躍したいのであれば、医療系の資格はできるだけ取っておくことをおすすめします。

特に、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などの国家資格は、どのトレーナーの仕事でも役に立つため強く取得をおすすめします。

 

プロ野球トレーナーになる方法

プロ野球トレーナーになるためには、チーム関係者とのコネクションが必要になります。コネクションのつくり方は学校で結果を残して注目を集めたり、契約したいチームの研修に行くなど多岐にわたりますが、契約したいチームと繋がりのある接骨院で働くのが一番の近道です。また、チームによっては公でトレーナーの採用募集をしていることがありますが、不定期なため常に門戸が開かれているわけではありません。

プロ野球トレーナーに向いている人の3つの特徴

野球経験者であること

野球に関わらず、トレーナーは客観的に選手の身体や健康状態を判断し最適の処置を考える能力が求められます。その客観的な姿勢を身に着ける方法として、もっとも取り組みやすいのは実際に野球を経験しておくことでしょう。

実際に野球をする際に重要なのは、選手の立場を理解することです。実際に選手と同じ土俵に立ち、トレーニングや試合の雰囲気を掴むことで得た経験は、選手に指導をする時や処置をするうえで必ず役に立つでしょう。

自分より選手ファースト

スポーツトレーナーの仕事の本分は、選手の心身のケアとプレーの向上の手助けです。そのため、トレーナーは日常的に自分よりも選手のために動く意志が必要になります。

ですが、そうした激務により、トレーナーと選手との間に深い絆が生まれるというメリットがあるため、自分よりも相手のために動くことが好きな人にとってトレーナーはピッタリの仕事と言えるでしょう。

色んなところに気が回って連携が取れる

プロ野球ではリハビリはリハビリ専門のトレーナー、怪我のケアはメディカルトレーナーと、目的によってトレーナーを分業していることが殆どです。そのため、トレーナーの数は選手よりも多い傾向にあります。そのため、専門が違っても気を回しあい、協力できる関係性を築くことが得意な方はトレーナーに向いていると言えます。

 

まとめ

以上が、プロ野球トレーナーになるための紹介になります。プロ野球トレーナーは1人1人の選手の身体の状態を見極め、どの処置がこの選手にとって適切かを判断する能力が必要です。そのため、身体について学べる国家資格を取ったり、野球を経験するなどして徹底的に選手に寄り添おうという姿勢をとることがプロ野球トレーナーとして活躍することの手助けになります。

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