スポーツトレーナーになれるのは文系・理系どっち?必要な勉強やスキルを解説!

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何かの職業を目指した時、自分の適正から向き/不向きを考えることはありますよね。文系か理系かで向いている職業が決まるというのはよく言われますが、果たしてそんな単純な話なのでしょうか。

今回は、スポーツトレーナーになるには文系・理系のどちらが向いているのかを検証し、またスポーツトレーナーになるために必要な勉強やスキルをご紹介していきます。

スポーツトレーナーになるには文系と理系どっち?

結論から言うと、どちらも必要です。スポーツトレーナーの仕事内容は多岐にわたり、文系的な能力と理系的な能力のどちらも必要とされるので、双方をバランスよく持っていることが理想的です。ここでは、必要なそれぞれの能力について解説します。

 

文系的な能力

スポーツトレーナーが相手にするのは、生身の「人」です。フィジカル面を支えるのがスポーツトレーナーの役割ではありますが、フィジカルとメンタルは密接な関係にあり、アスリート精神状態がコンディションにも影響します。よって、スポーツトレーナーに必要な文系的な能力としては心の機微を読み取る「読解力」、相手の視点に立つ「共感力」、アスリートの個性を尊重できる「柔軟性」などがあります。他には、アスリート以外の多くの人と関わるので「語彙力」も必要ですし、資料やカルテからアスリートが抱えている問題を特定していく「想像力」も必要になります。

 

理系的な能力

スポーツトレーナーとして、アスリートの体をベストな状態に保つためには、物理的に体について理解することが重要です。骨や筋肉について単純に暗記するのではなく、この筋肉が動くとここに負担がかかるなど、原因と結果を結びつける因果関係を見つける論理的思考が必要です。他に、症状から原因を特定するための「分析力」、膨大な情報を処理する「情報処理能力」などが必要です。

 

スポーツトレーナーに必要な理系の勉強とは

理系の能力について、もう少し見ていきましょう。物理的に「体」のことを理解するには、医療寄りの理系的な知識も必要になってきます。スポーツトレーナーは無資格でもなることができますが、スポーツトレーナーとしてスキルアップするためには「柔道整復師」の資格を取得する人もいます。柔道整復師は国家資格であり、試験内容としては解剖学、生理学、運動学、整形外科学、リハビリテーション医学などがあるので、これらを理解するためには理系的なアプローチが必須です。

 

勉強以外で身につけるべきスキルとは?

コミュニケーション能力

スポーツトレーナーに限った話ではありませんが、何の仕事をするにあたってもコミュニケーション能力ほど重要なスキルはないのではないでしょうか。スポーツトレーナーが向き合うのは、アスリートの身体であり、アスリート自身でもあります。また、アスリート以外の様々なプロフェッショナルとともに、チームとして仕事をすることもあります。このように日々多くの人と関わる中で、円滑な人間関係を構築していくためにはコミュニケーション能力は必須と言えます。

 

目標達成のための精神力

スポーツトレーナーは精神力が必要とされる仕事です。スポーツトレーナーの世界は実力主義で、自分の仕事がアスリートのコンディションやチームの成績にダイレクトに結果としてあらわれるので、常にプレッシャーとの戦いです。良い仕事をしてアスリートやチームとともに高みを目指すためには、愚直に努力を重ねる精神力が必要でしょう。

必要な資質・能力について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

内部リンク:https://kenseigakuen.jp/arc/4307

 

スポーツトレーナーになるにはどんな学校に行けばいいの?

スポーツトレーナーになる方法として、以下のような選択肢があります。

 

スポーツ系専門学校・短大・大学に通う

スポーツトレーナーになるにはスポーツ系学科や健康科学系の学科を設置している大学・短大、あるいはスポーツトレーナーになるための専門教育をしている専門学校に通って、必要な学びを全て修了してからスポーツトレーナーになるという方法があります。大学や専門学校には現場の第一線で活躍している教員も多くいることから業界とのつながりが強く、現場実習の機会が多いことや、就職の紹介も期待できるなどのメリットがあります。

 

医療系専門学校に通う

スポーツトレーナーになるために必要な資格はないですが、スポーツトレーナーとしてのスキルアップや同業者との差別化のために資格を取得する人もいます。スポーツトレーナーが持っていると有利とされるのは柔道整復師や鍼灸師などの医療系国家資格になるので、これらを取得することができる専門学校に通い、その後スポーツトレーナーになるという方法もあります。医療系専門学校では選手が怪我した際の応急処置の方法や、競技復帰するまでのケアに携わるための知識やスキルを学ぶことができます。

 

海外留学で実績を積む

スポーツトレーナーはワールドワイドに活躍できる職業なので、将来的に海外で活動することを視野に入れて海外留学で実績を積むという選択肢もあります。特に、スポーツ先進国であるアメリカにはNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)やNACA(全米エクササイズ・コンディショニング協会)などの世界的に知名度の高い民間団体があるので、これらの団体が認定している講座を受けてスキルを獲得することもできます。

学校の選び方について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!

内部リンク:https://kenseigakuen.jp/arc/4209

 

まとめ

結論として、スポーツトレーナーになるには文系も理系もありません!スポーツトレーナーに限った話ではないですが、いずれの職業も文系的要素と理系的要素を併せ持っており、大学や専門学校で学ぶ段階では双方の知識やスキルをバランスよく習得することが大事なのではないでしょうか。

特に専門学校の場合は、知識の習得だけではなくスキル習得のための実践的な学びが充実しています。また、スポーツトレーナーとして持っていて有利な「柔道整復師」と「鍼灸師」の資格取得のための学びやサポートも手厚いというメリットもあります。

私たち東日本医療専門学校は「柔道整復師」と「鍼灸師」を養成する専門学校です。通常の「柔道整復師」と「鍼灸師」になるための学びに加え、スポーツリハビリなどの専門的な知識や技術を学ぶことに力を入れているので、スポーツリハビリトレーナーを目指す方にとっては最適な環境となっております。

国家資格取得率は柔道整復スポーツ科学科で87.1%、鍼灸スポーツ科学科で100%を達成しており、厚生労働大臣認定校でもあるのでカリキュラムの充実度はトップクラスです。

東日本医療専門学校には以下の大きな4つの強みがあります。

 

 ・スポーツ関連科目を徹底網羅

 ・プロスポーツ研修で現場の仕事を体感し学習できる機会が充実している

 ・「クラス担任制」&「マンツーマン指導」で国家資格合格へ導く万全なフォロー体制

 ・1年次から段階的な「国家試験対策」を徹底し、合格へのステップアップを実現

 

医療系の資格を取得し、将来的に医療の現場で活躍されたい方は是非お気軽にご相談ください!

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