スポーツトレーナーの年収・給料とは?年収を上げる4つのポイントも解説!

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スポーツトレーナーに興味を持っている方の中で、年収について気になっている方は多いのではないでしょうか。ここではスポーツトレーナーの年代別や勤務先ごとの年収、さらに年収を上げるためのポイントについて詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、スポーツトレーナーとしてのキャリアを検討している方は、自分の将来設計に役立てることが可能です。

スポーツトレーナーの平均年収

スポーツトレーナーの平均年収の幅は350〜600万円とされておりますが、勤務先や経験、年代などによって大きく幅があります。それぞれ年代別に解説していきます。

 

20代スポーツトレーナーの年収

20代のスポーツトレーナーの平均年収は、おおよそ350〜400万円程度です。新卒で大学や専門学校を卒業したばかりの20代前半では、給与水準はやや低く、年齢が上がるにつれて給与も増加していきます。

20代は体力もあり、スポーツトレーナーとして最も活躍できる時期です。この時期に多くの知識や技術を身に付け経験を積むことで、今後の年収向上の基盤を築くことができます。

 

30代スポーツトレーナーの年収

30代のスポーツトレーナーの平均年収は、約450万円〜500万円程度です。実績を積み重ねることで、給与水準は日本の平均年収を超えてきます。特に高い実績を持つトレーナーは、プロクラブやアスリートと専属契約を結び、急激に給与が上昇することもあります。

 

40代スポーツトレーナーの年収

40代のスポーツトレーナーの平均年収は、おおよそ550〜650万円程度です。この頃には、スポーツトレーナーとして高いスキルを持ち、プロクラブやトップアスリートと専属契約を結ぶことで、1,000万円以上の年収を得ることも可能です。

 

50代スポーツトレーナーの年収

50代のスポーツトレーナーの平均年収は、約650〜700万円程度です。ただし、50代になると体力的な負担が増えるため、状況によっては現役を引退し、専門学校などで後進の育成に携わる人もいます。そのため、個々の給与水準にはばらつきがあることに注意が必要です。

 

【就職先別】スポーツトレーナーの年収

ここからは就職先別でスポーツトレーナーの年収をみていきましょう。スポーツトレーナーの一般的な就職先は下記の通りです。

  • プロチームと専属契約
  • スポーツジムなどの正社員
  • 整骨院の正社員

この3つに分けて解説していきます。

 

プロチームと専属契約

プロチームや選手と専属契約を結んだスポーツトレーナーの年収は、おおよそ500万円〜1800万円と幅広い範囲になります。チームの財力によって、この額が大きく変わります。

経験が浅い場合でも、多くのトレーナーが年収300万円程度から始めます。

しかし、経験を重ねるとともに年収も増加していく場合がある一方、チームの成績や収益が変動するため、安定した収入を期待することは難しいです。

ただ成果が評価されると、他チームから引き抜かれることもあり、年収が大幅にアップするケースも存在します。

 

スポーツジムなどの正社員

スポーツジムで正社員として働くスポーツトレーナーの年収は、約240万円~400万円です。

スポーツジムでは、経験や実績が厳しく問われることは少なく、未経験から始めることも可能です。給与は勤続年数に応じて少しずつ増加しますが、ジムの収入が大幅に増えない限り、大きな昇給は期待できません。

ただし、安定した顧客がいれば、突然の解雇のリスクは低く、雇用は安定しているといえるでしょう。指名を多く受ける人気トレーナーになることで、年収が上がる可能性もあります。

 

整骨院の正社員

整骨院で正社員として働くスポーツトレーナーの年収は、おおよそ350万円です。整骨院では、トレーナーが持つ専門知識を活用し、骨格の歪みや筋肉の痛みを解消し、運動機能の回復を目指します。

年収は勤続年数に応じて徐々に増加しますが、40代や50代の正社員でも年収が300万円台の人が多いのが現実です。

年収が600万円程度に達する人は、副業があるケースが多いです。スポーツチームや学校のクラブから整骨院にトレーナーを派遣する形もあり、この場合は派遣先1箇所につき数万円という形で報酬をもらいます。

掛け持ちや副業という形で収入をアップさせている方もいますが、掛け持ちや副業などを行う場合は、就業規則を確認しなければなりません。

スポーツトレーナーとして独立開業する場合の年収は?

スポーツトレーナーとして独立開業を考える際、年収は400~500万円程度が一般的でしょう。独立開業の形態には、トレーニングジムや整体院を設立し、顧客を集めてサポートする方法があります。

また、実績があるトレーナーであれば、フリーランスとしてプロクラブやトップアスリートと直接契約し、選手のサポートを行うことも可能です。

しかし、独立開業の場合、年収は正社員として働くよりも不安定になりやすいというデメリットがあります。一方で、経営や顧客開拓が上手くいくと、スポーツトレーナーの平均年収を上回る収入を得ることができます。

 

スポーツトレーナーが年収を上げる4つの方法

スポーツトレーナーが年収を上げるには下記の4つの方法があります。

  • プロと専属契約する
  • 働く場所を選ぶ
  • スポーツトレーナーとして独立開業する
  • スポーツトレーナー関連の資格を取得する

それぞれ方法を紹介します。

 

プロと専属契約する

スポーツトレーナーが年収を高める方法の一つは、プロクラブやアスリートチームと専属契約を結ぶことです。こうした契約は、実績や経験が豊富なトレーナーにしか与えられない機会ですが、もし専属契約ができれば年収が大幅に上昇し、1,000万円以上に達することもあります。プロクラブやトップアスリートをサポートすることで、大きな達成感も得られるでしょう。

ただし、専属契約を結んだからといって安心は禁物です。プロクラブやアスリートから認められるためには、結果を出し続けることが重要です。十分に貢献することで専属契約が更新され、年収をさらに上げることが可能になります。一流のスポーツトレーナーの中には、専属契約によって年収が2,000万円以上になる人もいます。

 

働く場所を選ぶ

スポーツトレーナーの場合、ジムよりも整骨院で働く方が年収が高く安定しているケースが多いです。特に規模が大きな整骨院で働くことで、福利厚生が手厚くなり、年収が上がる傾向にあります。

また海外で働くことも年収アップの鍵となります。アメリカなどの国では、スポーツトレーナーの地位が高く、より良い収入を得る環境が整っているだけでなく、アメリカではスポーツトレーナーの国家資格があり、NATA認定アスレティックトレーナーとして活動することも可能です。これにより、国際的な活躍や収入向上が目指せます。

他にも資格の取得によって働く場所の選択肢を増やすことも可能です。スポーツトレーナーとして働き先を増やすためには資格取得がおすすめです。東日本医療専門学校では、柔道整復師や鍼灸師などを目指す科もあり、病院やクリニックなど国家資格ならではの働き先で働くことも可能になるでしょう。

健生学園では、無料の説明会や体験入学会も行っており資料請求も可能です。気軽にお問い合わせください。

 

スポーツトレーナーとして独立開業する

独立開業を検討するスポーツトレーナーは、複数の施設を経営することで年収を上げることが可能です。十分な知識と技術を持ち実績を積んできたスポーツトレーナーであれば、トレーニングジムを経営して他のトレーナーを雇うことで、自分だけの働きだけでなく収益を増やせるでしょう。ただし、経営者や指導者としての力も求められるため、経営の知識の学習を学んだり指導方法を学んだりするなど努力が必要です。

 

スポーツトレーナー関連の資格を取得する

スポーツトレーナーとしての収入は、自分の知識や技術と密接に関係しています。収入アップのためには、実力を高める努力が欠かせません。スポーツトレーナーに必須の資格はないものの、資格を取得することで自分の能力を証明できることにつながるため、有利に働くことがあります。

スポーツトレーナー関連の資格としては、下記のような資格があります。

  • 公認アスレティックトレーナー
  • 認定アスレティックトレーナー(JATAC-ATC)
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • 理学療法士

年収の高いスポーツトレーナーになるために取得すべき資格

スポーツトレーナーは資格を取得することで自分の能力を高めるのはもちろん、自分の能力を客観的に証明することができます。最後に年収の高いスポーツトレーナーになるために取得すべき資格を、国家資格と民間資格に分けて解説していきます。

 

国家資格

以下の4つが主にスポーツトレーナーが取得することで活躍できる国家資格です。

  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • 鍼灸師
  • 理学療法士

これらの資格は国家資格なため資格取得の難易度は高いものの、働ける場所が増えたり、年収アップに直接繋がったり、仕事の幅が増えたりと、キャリアに大きな変化をもたらしてくれるでしょう。

 

民間資格

民間資格もスポーツトレーナーに役立ちます。以下が取得すると年収アップに繋がりやすい主な民間資格です。

  • 公認アスレティックトレーナー
  • 認定アスレティックトレーナー(JATAC-ATC)
  • NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定)
  • NSCA-CPT(全米エクササイズ・コンディショニング協会認定)
  • JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会認定)

これらの資格は、スポーツトレーナーとしてのスキルを高め、業界での知名度を向上させることができます。

資格について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

https://kenseigakuen.jp/arc/4767

国家資格を取得するメリットは、業務独占資格を持つことで安定した収入が見込める点です。また国家資格を持っていることで、就職先で高い給与や手当が期待できますし、専門性を証明することもできるため、仕事の幅が広がります。

積極的に資格を取得し、スポーツトレーナーとしてのキャリアを築いていきましょう。

 

まとめ

ここまでスポーツトレーナーの年収や年収アップの方法について解説しました。

スポーツトレーナーは資格の取得によって大きく年収も異なります。自分自身のやりたい仕事や働きたい職場などキャリアを考えて、資格の取得を検討すると良いでしょう。

スポーツトレーナーとしてさらに専門性を高めたい方は、東日本医療専門学校での資格取得がおすすめです。

東日本医療専門学校は、以下の4つの柱をもとに生徒のスポーツトレーナーへの道を支援しております。

・スポーツ関連科目の充実

・プロスポーツ研修の実施

・「クラス担任制」&「マンツーマン指導」

・1年次からの「国家試験対策」

スポーツトレーナーの知識を学びながら、自分の専門性を磨くことができる環境が整っています。ぜひ、東日本医療専門学校で自分の知識を磨き、さらにスポーツ業界で活躍する力を身につけましょう。

まずはお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

 

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